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2017SS Collection "Japanese Discovery"

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2017SS Collection  - Japanese Discovery

今年で18年目を迎えるPAIKAJIの2017SS Collectionテーマは、"Japanese Discovery"(ジャパニーズディスカバリー)
日本の「ものづくり」やデザイン、ファッションカルチャー又は伝統工芸などの要素を取り入れたプロダクトは、今までにない新しいリゾートのイメージを広げてくれます。

去年イタリアで開催された、PITTI IMMAGINE UOMO 2016で、
同コレクションを展開し、各国のバイヤーからも高い評価を得ました。

そして今回そのコレクションの中から、第一弾としてリリースされるのが「アロハスカジャン」です。
光沢あるサテン生地に、鮮やかな刺繍が目を引くスカジャン。
元々の語源は、スカ=横須賀に由来していると言われています。
第二次世界大戦後、日本の横須賀米軍基地に駐留していたアメリカ軍兵士が、帰国する際に自ら持ち込んだ落下傘の生地を染色しジャンパーに仕立てた後、刺繍職人に思い思いのデザインを施してもらったのが始まりとされています。
その事から、お土産品を意味する「スーベニアジャケット」と呼ばれるようになったのです。
最近ではスカジャンブームも広がり、再び脚光をあびるようになってきました。

2017SS Collection  - Japanese Discovery

気になるそのデザインは、美しい光沢のサテン生地を背景に、大胆に伸びるパームツリーがモチーフ。
背景とグリーンとのコントラストが美しく映えます。
実はこのパームツリー、PAIKAJIのロゴデザインにも通じるテキスタイルで、まさにPAIKAJIの源流とも言える象徴的なアイコンなのです。
”relaxed time”というテキスタイルネームが表すように、まるで、南の島の浜辺でハンモックに揺られながらヤシを見上げているよう。
まさに、PAIKAJIが持つリラクシングな世界観を表現しています。

2017SS Collection  - Japanese Discovery

刺繍を手掛けたのは、創業40年を誇る沖縄県沖縄市にある“TOP ENBROIDERY SHOP”(トップ刺繍店)の職人によるもの。
米軍基地に面した場所に店を構え、創業当時から米軍のエンブレム刺繍などを手がけてきた老舗です。
今ではコンピュータミシンを使うところがほとんですが、トップ刺繍店は今でも手振り刺繍にこだわります。
その工程は、ミシンの布押さえなどをはずしミシンをふんだ状態で、布を手で前後左右に動かして刺繍していく技術。
日本刺繍とは違い、力強く迫力あるラインで刺繍されています。

2017SS Collection  - Japanese Discovery

その手振り刺繍の魅力は、ヤシの木の立体感に表れています。
幹や葉が風に揺れて、今にも動き出しそうな存在感は、細い線では表現できない、迫力ある仕上がりが魅力です。
まさに、職人による手振り刺繍ならではの作り込み。
トップ刺繍店では、兵士たちから持ち込まれたアメリカンポップカルチャーのデザインなども、全て手振りで刺繍していました。
その経験と技術が絶妙な躍動感を生み出しているのです。

カラーは、背景色違いで、ホワイトとグレーを展開。
クリーンかつエッジーなホワイトに、大人の落ち着きを醸し出すグレー。
どちらもヤシの木の美しさが際立つ組み合わせになっています。

こだわりの沖縄刺繍職人と、ビビッドなアメリカ文化が織りなすオリジナルカルチャー。
そこにPAIKAJIが、また一つ新しいリゾートスタイルを生み出しました。
一点一点職人による手作りでお届けする、アロハスカジャン。
ただいまご予約を受け付けており、来年3月にお引渡しとなる予定です。
ぜひ、この機会に特別なリゾートを手に入れてください。

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