PAIKAJIのPrint Design
PAIKAJI(パイカジ)15年の歩みの中で最も多くの支持がある定番柄”Junglist(ジャングリスト)”。
コアなアロハフリークからアロハ初心者まで幅広く人気があります。
毎シーズン多くのアロハシャツをリリースしていますが、実はJunglistのみがPAIKAJI唯一の定番柄です。最初にリリースされたのは2008年、毎シーズン、お客様の着用シーンを想像しブラッシュアップを重ねてきました。
今回はそんな唯一のPAIKAJI定番柄のJunglistについてのエピソードをお届けします。
2008年リリース第一弾”Junglist(ジャングリスト)”。プルメリア、芭蕉の葉、クバの葉をモチーフとした大柄のプリントデザインが印象的。リリース当初はレッドやネイビーなど定番カラー4色で展開しました。採用された素材は当時PAIKAJIファンの間で人気のあった「バンブーコットン」。バンブーコットンは綿と竹の混紡素材で独特のシャリ感と速乾性、抗菌性に優れた素材。亜熱帯の沖縄でも清涼感のある着心地を実現しました。
このバンブーコットンとの相性も相まって、より多くの人に受け入れられたのではないか?と当時の販売担当者は振り返ります。何よりコアなアロハフリークの評判がよく、そのおかげで店舗側でも自信をもってお客様にお勧めしたところ意外と初心者の方にも抵抗なく受け入れられたのです。こうして幅広いユーザーに愛されるJunglistが誕生したのです。
PAIKAJI史上異例の2年連続リリースとなったジャングリスト。2009年はリゾートでの非日常シーンを想像させる、リゾートウエアを探求しました。
「日常から非日常に、、沖縄の大自然があなたを彩る」というキャッチコピーとともに14色の多色展開にてカラーバリエーションも大胆な配色にチャレンジしてます。沖縄ならではシークァーワサーの淡い黄色と葉っぱの濃いグリーンを掛け合わせた色合いや、大胆なトロピカルオレンジ等々。
また、アイテムでもワンピースやパーカーなど新しいラインナップにチャレンジしリゾートウエアの可能性を広げる事ができました。
素材:綿麻コットン 麻50% 綿50%
世界中で愛されている日本を代表するアニメ「ONEPIECE」とPAIKAJIのJunglistが融合した“Mugiwara Junglist(ムギワラジャングリスト)”。
この異例のチャレンジはPAIKAJIのお客様とのご縁がきっかけでした。通常、PAIKAJIの商品開発は流行りに合わせることはありません。
そういった意味でも異例の商品ですが代表が密かにONEPIECEの大ファンであったことも一因となって実現した企画でした。
力の入った開発となっておりパターンデザインはもちろん、ボタン、ネームタグに至るまで細部に徹底的にこだわりPAIKAJIファン、ONEPIECEファンを唸らせる極上の逸品に仕上がりました。
素材:バンブーコットン 竹 53% 綿 47%
2012年、”Junglist Freedom(ジャングリストフリーダム)”は、大人の遊びシーンで活躍できるようなクールなセットアップにチャレンジしました。綿プリペラの厚手の素材を採用したセットアップアイテムはイタリアの展示会Pitti Imagine Uomo(ピッティ イマジン ウオモ)でも好評を博しました。
素材:プリペラ 綿100%
”Junglist Double tone(ジャングリストダブルトーン)”は高級素材として位置する「レクセル(指定外繊維)」を採用し、独特の光沢感と素材目の細やかさとブラック&ホワイトのツートーンでこれまで展開してきたJunglistの賑やかな雰囲気を一新し、優雅で落ち着きのある大人の着こなしを提案しました。
レクセルのソフトで優しい風合いは着心地、肌触りもよく上質を楽しむユーザから支持されました。
素材:レクセル(指定外繊維)100%
麻素材の風合いとナチュラルな配色でリゾートの開放感を一層引き立たせる”Junglist Saunter(ジャングリストサウンター)”。メンズアイテムでは大胆なデザイン、胸の開きが大きいプルオーバーシャツが好評でした。
素材:綿麻20ボイル 綿85% 麻15%
Junglistとして最新版となる2014年リリース”Junglist Pastel(ジャングリストパステル)”ではホワイト、ピンク、マリンブルーのパステルカラーを採用。最高級のコットン素材である「リバティラムコ」にのせた光沢のある艶やかな色合いで「大人のためのアロハシャツ」にしつらえました。
このように幅広いユーザに愛されながら、毎年新しい提案を続けているJunglist。
これからもどの様に皆さんのリゾートシーンに登場するのか、また来年のお楽しみに。